ジブリ作品都市伝説紹介第二弾、ジブリ作品の代表格ともいえる伝説的作品「千と千尋の神隠し」における。様々な都市伝説を紹介します。有名なものから、マイナーなものまで、中には「それはちょっとむりがあるんじゃない(^_^;)」と思うようなものまで、たくさんご紹介していきたいです。
中には都市伝説を不快に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫な方は一目でもお目通しいただければうれしいです!
千と千尋の神隠し、駅のホームに「火垂るの墓」の節子!?
カオナシや半透明な人たちと電車に乗って銭婆の元へ向かうシーンは千と千尋の神隠しの本編でも特に有名なシーンでしょう。
半透明な存在の正体の考察については、前回の記事にも載っていますので、合わせて読んでいただければうれしいです!
半透明な人たちが途中で駅を乗り降りする中、とある駅のホームで呆然と立ち尽くす少女の姿見が見えます。
引用元 https://matome.naver.jp/odai/2140461009927693001/2140461673432827803
実はこの少女、ジブリの有名作品、「火垂るの墓」の登場人物である節子であるのではないかといわれているのです!
引用元 https://ghibli-tosidensetu.com/火垂るの墓の都市伝説%EF%BC%81節子の本当の死因が明ら.html
節子といえば「それドロップやない、おはじきや!」で有名ですよね…
なんとも悲しい映画で、名作ではありますが個人的にはあまりもう一度見たいような映画ではありません(;´∀`)
個人的な感想はさておき、どうして先程の少女が節子と言われてるのでしょうか?
個人的にはそこまで似てるようには見えませんが…
大きな理由は2つほどあるらしく、一つはあの電車の正体が”あの世へ人を運ぶ電車ではないか”と言われていること、もうひとつは駅のホームで”誰かを待っている”ことらしいです。
一つ目の根拠は、前回の記事にも書いたとおり、電車の正体があの世と神々の国をつなぐ道になっているんではないかと言われていることです。
火垂るの墓の登場人物はほとんど死んでいるため、あの世にいてもおかしくありません。ですが、そうだとしても節子はなぜ駅にいたのでしょうか?
二つ目の根拠は、節子の兄、清太の存在で、彼は節子が亡くなった約一ヶ月後に神戸市三宮駅にて亡くなったとされています。
自分より後に電車に乗ることになる兄を、彼女はたった一人で待ち続けていたということになりますね。
書いていて思ったのですが、この説は信ぴょう性が低く、おそらくガセと思っています。
まず、あの電車があの世行きの道という設定は公式設定ではありません。死者を運ぶ電車との考えは、根拠はいくつかあれど、断定出来るレベルではありません。
兄が死んだ駅でずっと兄が来るのを待ち続けているという説も怪しいです。
あくまで兄が死んだのは神戸市三宮駅であり、写真の少女が立っているのは映画オリジナルの「沼原駅」という場所です。駅という共通点だけで、この背格好が全く似ていない少女を節子と断定するのは早計でしょう。
つまり、この少女はおそらく節子ではない!というのが真実かと思われます。
千と千尋の神隠し、湯婆婆がカオナシに放ったのは「ドラゴンボール」で有名なかめはめ波!?
「お客様とて許せぬ!」そう言うと湯婆婆はカオナシに向かってエネルギー弾をぶち込みます。
結果的にはこの技は対して相手にダメージを与えられなかったんですが、この技がドラゴンボールのかめはめ波を意識して作られたのではないかと言われています。
根拠は、公式が出した絵コンテ。そこには弾を放つ湯婆婆の横にドラゴンボールの文字が書かれているそうで!
引用元 https://matome.naver.jp/odai/2140765786682013001/2140765814482177003
ほんとに書かれてますね( ゚д゚ )
……どっちかというと波動拳に見えますが(´・ω・`)
千と千尋の神隠し、荻野千尋の漢字間違いには理由があった!?
千尋が湯婆婆の支持で契約書に名前を書かされるシーン、千尋は荻野千尋と自分の名前を書くわけですが、このシーンをよく見ると、なんと荻の字の火の部分が犬になっています!
千が湯婆婆に名前を奪われ支配されなかったのはこのためだと言う説が支持されていますが、どうして千尋はこの時字を間違えたのでしょうか?
引用元 https://matome.naver.jp/odai/2140461009927693001/2140461673432825603
最初はハクに「湯婆婆に本当の名前を教えてはいけない」と言われたから説が有力でした。しかし、本編をよく見ると、そのことをハクから伝えられるのは名前を書き間違えた後なんです。
つまり名前を間違えた時点ではハクのアドバイスは聞いていないはずなので、この説はお流れになりました。
続いて有力な説が2つでてきて、1つ目は「千尋が小4だから単に書き間違えた」説、荻という字は小学四年生には難しかったという説で、もうひとつが、「神々の国にきて、自分の名前を忘れ始めている」説です。この説は作中でも説明されていた”本当の名前を忘れたらもとのに帰れない”という神々の世界のルールから、段々と千尋から名前という記憶を奪って帰れなくしようという力がはたらいていたのではないかという説です。
自分もどちらかというとこの説のほうが正しいのではないかとおもっています。
結果的には名前を奪われずに帰れたので、この間違いは千尋にとっていいものだったに違いありません。
千と千尋の神隠し、ハクが八つ裂きにされるのは公式で決定済み!?
千と千尋の神隠しの終盤では、ハクが湯婆婆に千を開放するように求め、以下のような会話をしています。
「坊を連れ戻してきます。その代わり、千と両親を人間の世界へ戻してやってください」
「それでおまえはどうなるんだい? その後あたしに八つ裂きにされてもいいんかい?」
引用元 http://studiototoro.com/hakusonogo-638
ハクはこの問いに対してOKと即答してしまいます。
その後、本当の名前を取り戻したことで、湯婆婆の弟子をやめるといっていたハク。
みんなが湯婆婆から解放され、ハッピーエンドを迎えたかのような印象でしたが、ジブリ公式から意味深な発言が飛び出したことで、ある都市伝説が生まれました….
すべてのことはルールに従わなければならない」という世界観により湯婆婆の言葉通り八つ裂きにされる運命をハクは受け入れている。
これはジブリの公式サイトで出され、今は消えてしまったといわれている(らしい)発言なのですが、この発言により、ハクはあの後本当に八つ裂きにされてしまったのではないかといわれているのです。
確かに発言を見るにそんなかんじがしますね….
大丈夫という発言は自分を残して世界に帰る千尋を安心させるために行ったのかもしれません。
ただ、完全に八つ裂きにされたとはどこにも書かれておらず、「運命を受け入れている」と語られているに過ぎないので、「ハクは八つ裂きにされた!」と決めつけるのは早いのではないかと思います。
個人的にはハクには生きててほしいのですが…..
千と千尋の神隠し、原作と言われる本が耳をすませばに登場!?”霧の向こうのふしぎな町”とは?
ファンの間では有名な話ですが、千と千尋の神隠しは「霧の向こうのふしぎな町」と呼ばれる実在する本からインスピレーションが生まれ、半ば対抗するように作られたと言われています。
引用元 Amazon
これはジブリ公式から言われていることのようで、有名作、「耳をすませば」において当作品が読まれているシーンが存在するらしいのです。
それがこちら
引用元 http://jin115.com/archives/51959773.html
この場面で聖司が手にとってる本にくっきりと
霧の向こうのふしぎな町
とかかれています!
こういった作品に小ネタを挟んでくるのはいかにもジブリらしいですね。
ここまで数々の都市伝説を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
このことがキッカケですこしでも千と千尋の神隠しについて興味をもっていただけたなら幸いです