ハウルの動く城都市伝説ソフィーの見た目が変わるのはなぜ?探したよの意味についても調査!! | ジブリパークどっとねっと~映画・都市伝説やジブリパーク情報も

ハウルの動く城都市伝説ソフィーの見た目が変わるのはなぜ?探したよの意味についても調査!!

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ジブリ作品の中でも人気ランキングでは、常に上位に入る「ハウルの動く城」。何度もテレビでも放送されているので、見たことある人が多いのではないのでしょうか。ちなみに私は、映画公開中に2回も見に行ってしまうほどのハウルファンです(笑)

ハウルの世界観で結構難しくて1度見ただけだと「あれ?これどうゆうこと?」なんてシーンが多くありませんでしたか?私は多かったです。(笑)

例えばソフィーの見た目はなぜころころ変わるのか?とか特に疑問でした!今回はそんな都市伝説にふれながら、原作者についてもお話したいと思います。

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ハウルの動く城都市伝説ソフィーの呪いは原作者の病気が関係していた?

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引用元:ヤンユーの噂のデートスポット

ハウルの動く城は、ジブリのオリジナル作品ではなく、原作が別にあるって知っていましたか?

原作は「魔法使いハウルと火の悪魔」です。スタジオジブリの宮崎駿監督の長編映画としては、「魔女の宅急便」以来、15年ぶりの他者原作の作品だったんです!

そんなハウルの動く城ですが、物語の前半は、だいたい原作と変わらないですが、後半部分で原作にはなかった戦争が付け加えられているので原作とは全く違う展開になっています。ちなみに宮崎駿監督は戦争好きなんだそうです。

原作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズさんは、「ハウルの性格だけ変えないように」という条件だけ提示したそうです。

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引用元:ごごにじ通信

後半部分を大幅に変えられた映画を見て、原作者のダイアナさんは「とても素晴らしかった。宮崎は私が執筆した時と同じ精神で映画を作った」と語っていたそうです!後半部分が変わっていてもそれはそれで面白いととらえられる作家さんって素敵ですよね。

ちなみ、ダイアナさんはジブリ映画の大ファンだったんですって!

では、本題に入りましょう。ソフィーの呪いと作者の病気が関係したというのはどうゆことなんでしょうか。

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ソフィーが荒れ地の魔女に掛けられた呪いと言えば、少女でありながら、見た目が90歳を超えた老婆にされてしまうということでした。

これが作者のどんな病気に関係しているのかというと…作者であるダイアナさんは「牛乳アレルギーだったのです。

え?牛乳にもアレルギーあるの?って驚く人も多いかもしれませんが、水や太陽の光だってアレルギーがあるので何もめずらしくありません。

アレルギーって実は本当に怖い病気で、アレルギーのものを摂取するとアナフィラキシーショックを起こして最悪死んでしまうこともあるのです。食べただけで死ぬとか怖すぎますよね。

よく大人でもアレルギーの人に対して「好き嫌いだろ?」なんて言う人がいますが、下手すると本当に命に係わるので、ふざけ半分で食べさせたりするのはやめましょうね!

作者ダイアナさんの牛乳アレルギーは、直接死にいたるものではありませんでしたが、そのかわりに、髪の色が変わったり、しわが増えたりと見た目が老け込んでしまう変化が起きてしまったのです。しかも、子供の頃からではなく、突然アレルギーを発症してしまったんだとか。この症状が「少女が突然老婆になる」という設定に結びついているそうです。女性として見た目がどんどん変わっていってしまうのは、精神的にかなりきついと思われます。

そんなダイアナさんですが、2009年夏に肺がんと診断されて闘病生活を続けていましたが、2011年3月26日76歳で天国に旅立たれました。

ハウルの動く城都市伝説 細田守監督がハウルの動く城を降板した理由は?


実は、ハウルの動く城「時をかける少女」や「サマーウォーズ」で有名な細田守監督が最初監督をするはずだったって知っていましたか??

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2000年にスタジオジブリに出向した細田監督は、ハウルの動く城を製作するために、イギリスへロケハンしたり、絵コンテを製作したりと約2年間もハウルの動く城完成に向けて懸命に仕事をしていました。では、なぜ細田監督は降板となってしまったのでしょうか。それは、スタジオジブリに問題がありました。

このハウルの動く城を製作しているときは、スタジオジブリはちょうど「千と千尋の神隠し」の制作真っ最中で、ハウルの動く城にスタッフをさけなかったのです。

人員不足のため、細田監督が直々にスタッフに声をかけ集めましたが、ジブリと意見が合わずに衝突。さらにスケジュールの延期など原因で色々事件が勃発してしまった結果、細田守監督が降板という形になってしまいました。しかも、このスタッフに給料が未払いで実は結構大事になったそうです。色々な人間関係が大切な業界でこんな大きな事件をおかしてしまったので、この業界から干されることを覚悟したそうです。

でも、その後は「サマーウォーズ」や「時をかける少女」などのヒット作を連発しました。

ちなみに細田守監督は、スタジオジブリに入社したくて採用試験を受けましたが、最終選考まで残りましたが、結果は落選しました。才能がある細田守監督がなぜ落選したのかというと「君のような人間を入れると、かえって才能をそぐと思ってやめた」と細田守監督直々に宮崎駿監督から手紙をもらったそうです。細田守監督はずっと宮崎駿監督の背中を追い続けているそうです。

ハウルの動く城 ソフィーの見た目が変わるのはなぜなのか?

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引用元:ゆぶブログ

荒れ地の魔女に魔法をかけられたソフィーは、見た目が少女から老婆になってしまいますが、物語を見ているとコロコロと見た目が変わるので、どこで魔法が解けたの?って思う人も多かったのではないのでしょうか。なぜ若返ったり年をとったりを繰り返すのでしょうか。

ソフィーは、美人で人気者の妹と自分を比較するなど、基本ネガティブな女の子なのです。映画の劇中ではハウルに対して「私なんか、美しかったことなんて一度もないわ!」というセリフもありました。

荒れ地の魔女の呪いは、ソフィーの意識が反映されたもので、呪いというよりも自己暗示に近い部分があります。ソフィーがネガティブになれば老け込むし、眠っているときや、前向きに進んでいるときは自己暗示から遠のいているので若い姿のままなのです。

私たちの日常でも、楽しいときは美しく見え、辛いときはなんだか疲れて見えますよね。

彼女の心境の変化によって変わる呪いは、女性にとっていつでもかかっているものなのかもしれませんね。

ハウルの動く城 探したよの意味

ソフィーが初めてハウルに会うシーンでは、ハウルがソフィーに「やぁやぁごめん、探したよ」というセリフとともにソフィーを助けました。初めて会ったのに探したよとはどういう意味なのでしょうか?

物語の後半、カルシファーがハウルの心臓を持っていることに気付いた荒地の魔女が襲い掛かります。荒地の魔女が燃えてしまいそうになったところをソフィーは慌てて火を消すためにカルシファーに水をかけてしまいました。カルシファーはひん死の状態になったときに、ハウルからもらった指輪が光りました。この指輪は、「心の中で呼んだものもとへ案内する」という能力を持っていたので、ソフィーの「助けてハウル」という言葉に反応し、ハウルの少年時代へとソフィーを導きます。過去へタイムスリップしたソフィーは、少年ハウルが星の子と契約し炎の悪魔カルシファーが誕生するシーンを目撃します。しかし、指輪が壊れて現代に戻る瞬間に、ハウルに向かってソフィーが「私はソフィー。待ってて、あたしはきっと行くから!未来で待ってて!」と叫びます。この叫びにハウルは「え?」と言いながらソフィーの方を見ていました。

つまりハウルは、少年時代からソフィーの存在を知り、ソフィーが未来で待ってることを理解するのです。そして少年ハウルが成長し、次にソフィーに遭うのが冒頭の「やぁやぁごめん、探したよ」につながるのです。ハウルはずっとソフィーのことを探していたのでした。これは原作にはないシーンなのでこんな素敵なシーンやセリフを考える宮崎駿監督ってやはり凄いですね!

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何度見ても楽しめるハウルの動く城

ハウルの動く城は、子供よりも大人向けの作品ではないかと思いました。子供のころ理解できなかったことが大人になると理解できるようになるからです。そして、この作品は何度も繰り返し見ることによって、様々な解釈ができる素敵な作品となっています。

この夏ぜひハウルの動く城ご覧ください。

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